相続税がかかるかどうか、気になりますよね。
相続税には基礎控除というものがあり、遺産総額が
基礎控除以下であれば、相続税はかかりません。
基礎控除の改正
平成27年に相続税法が改正され、基礎控除が大幅に縮小され、
実質増税となりました。
改正前と改正後の基礎控除は以下のようになっています。
改正前
5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
改正後
3,000万円+600万円×法定相続人の数
法定相続人が配偶者・長男・長女の3人の場合
改正前であれば、基礎控除は8,000万円でしたが、
改正後は4,800万円(4割減!)
今までは相続税の対象にならなかった人も
今後は対象になるということです。
まずは基礎控除がいくらになるか把握しましょう。
また基礎控除を超えていたとしても、
「配偶者の税額軽減」
「小規模宅地の特例」
など各種特例が用意されているので、
相続税がかからないケースもあります。
相続税は相続が発生してから10ヶ月以内に申告・納付しなければ
なりません。
いざ相続が発生してから遺産の把握に時間がかかるケースもあります。
そのためには事前の準備が大切です。
・遺産の把握
・遺言の作成
・相続税シュミレーション計算
相続対策は、「節税対策」と「納税資金確保」の2つの視点から検討する必要があります。
相続対策のご相談は中山会計事務所までお問い合わせください。