いつもありがとうございます。寒さが身にしみる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。さて、最近話題となっています「成年後見制度」をご存じでしょうか。よくわからない、関係ないと思っている方が多いと思いますが、今日は簡単に!説明しちゃいます^^
成年後見制度
認知症や知的障害などで判断能力が十分でない場合、
ことができる。という制度です。
メリット
- 本人に判断能力が無くても後見人が代わりに契約したり、財産を管理したりできること。
- 本人の財産を守ることができること。
デメリット
本人の権利・財産を守ることが目的なので、積極的な投資や相続税対策などができなくなる場合あり。(裁判所の許可が下りない場合があるため)後見人や監督人へ報酬が発生する場合あり。(家族以外の後見人の場合)
後見人はどうやって付けるの?
成年後見制度には「法定後見」と「任意後見」があります。
- 法定後見 判断能力がなくなってから裁判所に後見人をつけてもらう。
- 任意後見 判断能力がなくなる前に、自ら後見人になってほしい人を決めてあらかじめ契約を結んでおく。
すでに判断能力がない状況であれば法定後見しかないわけですが、一方で、今はまだ判断能力があるが将来が不安だ・・・という場合は任意後見契約を利用することが出来ます。
後見制度は先にも触れましたが、メリットとデメリットがありますので、制度の利用にあたっては慎重に検討する必要があります。
後見制度についてご不明な点はご相談ください。
成年後見制度では難しいとされる相続対策・・・。次回!そんな相続対策にも有効と話題の「家族信託」についてお伝えします。お楽しみに!